カガヤカとミノラス
サポサポ 現在関わっているブランド「カガヤカ」について聞いていきたいと思うのですが。
山梨の地場産業や伝統工芸をもっと輝かせたいというコンセプトと伺っています。
いつスタートしたプロジェクトなんでしょうか。
リューコウさん 2012年からですね。
サポサポ カガヤカの商品であるハンカチのてるてる坊主が、ヴァンフォーレ甲府を支援するミノラスという企画に使われました。この辺りはどんな経緯があったんでしょうか。
てるてるハンカチ
実はカガヤカの商品です。
カガヤカ「てるてるハンカチ」
リューコウさん 実は先に商品があったんです。

日本グラフィックデザイナー協会がチャリティでハンカチ展を開催したんですよ。
そこに出展するアイデアで、ハンカチをてるてる坊主にするというものを考えていました。

てるてる坊主は「晴れさせる」というイメージから、目の前が明るくなるとか未来が晴れるという意味につながるじゃないですか。
サポサポ 将来に対してポジティブな意味になると。
リューコウさん そうそう。
それで、スポーツクラブにも使えるのではないかと思って企画を持っていったんですよ。
サポサポ ちなみにミノラスという支援企画自体はどこから出てきた話なんでしょうか。
リューコウさん クラブは、自分たちが大きくなっていくために自発的に色々と動いていかなければならない、と考えていたようなんです。
そういうタイミングで、こういうハンカチがあるので使ってみませんかと、ご提案をさせていただいたところ、ちょうどそのニーズに合ったということでした。
サポサポ ミノラスの名前はどうやって決めたんでしょうか。
リューコウさん 僕が考えることになってしまったんですが、非常に悩みましたよ。
サポサポ そこではくばくの長澤社長にもちょっと相談したら、セレッソ大阪の育成年代をサポートする「ハナサカクラブ」という取り組みと名前を気に入っているという話をしてくれたんです。
ハナサカクラブ
セレッソ大阪の育成組織(ユース、ジュニアユース、ジュニア、レディース)をサポートすることを目的に設立した、育成サポートクラブです。
通常の個人協賛と違う点は、資金の用途が育成組織に限定されている点です。
一口3,000円でピンバッチを特典としてもらえます。
それを参考に、内容まで表せる分かりやすいネーミングにしなければ、ということですごく悩みました。
ある意味では広告以上に悩んだと思います。

そして、最後の最後に思いついたのが「実る」とかけた「ミノラス」という単語でした。
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