ヴァンフォーレサポーターであれば、株式会社はくばくがシーズン終了翌日などに出す、山梨日日新聞の広告をご存知かと思います。
今回は、あの広告を担当されているデザインディレクターの五味リューコウさんにお話を聞きました。
実は他にも色々なデザインをされているんです。
リューコウさんとヴァンフォーレ
サポサポ
本日はよろしくお願いします。
さっそくですが、リューコウさんがヴァンフォーレを見始めたのはいつでしょうか。
リューコウさん
ちゃんと小瀬で見るようになったのは、J1に初めて上がった2006年ですね。
あの時、ユニフォームを担当しているデレルバさんからクラブへ、自由にデザインをしていいよという話があり、クラブから僕へユニフォームデザインの依頼が来たんです。
そこで関わってからですね。
サポサポ
あのデザインもリューコウさんなんですね。
リューコウさん
そうなんですよ。
もちろん、その前からちょくちょく気になって試合結果を調べたりもしていたんですが、やはり自分がデザインしたユニフォームが試合で着られるって嬉しいじゃないですか。
それで現地で見たくなってスタジアムへ行くようになりました。そこからは足繁く通って応援するようになりましたね。
仕事とヴァンフォーレ
サポサポ
その前はクラブとの関わりはあったんでしょうか。
リューコウさん
そもそもの関わりは、僕が(山日へ)入社して初めて担当した全面広告が、試合の広告だったんですよ。
1997年に行われたJリーグ2部加盟申請記念試合でした。
サポサポ
入社直後から最初から関係はあったんですね。
リューコウさんはいつからサッカーやヴァンフォーレに興味を持っていらっしゃいましたか。
リューコウさん
大学へ入った年にJリーグができたんですが、その時は愛知県にいました。
グランパスが一番身近なクラブだったので、オフィシャルショップでグッズを買ったりして、見に行ったりしたことはありました。
就職で山梨県に帰ってきてから、同期や周りの人が会話で「ヴァンフォーレ、ヴァンフォーレ」ってちょくちょく言っているのは聞いていました。仲間内でWebサイトをつくろうという動きもあったりして。
そういう環境の中で、徐々に知り始めたという感じですね。
サポサポ
元々スポーツ自体は興味があったんですよね。
リューコウさん
そうですね。スポーツは全般興味がありました。特にバスケとか。
サポサポ
バスケはかなり詳しいと聞いております。
リューコウさん
バスケはやっていましたし、NBAも見てましたからね。
サポサポ
話は戻りますが、記念試合の広告を新人ながらに担当したんですよね。
リューコウさん
実はちょうど職場も過渡期で、デザインが手作業からMacへ移行していたんですよ。
デジタルに移行するタイミングで、Macが使えるということで担当したところもあるんです。
サポサポ
なるほど。逆に新人だからこそ出来たとも言えますね。
リューコウさん
そうですね。
デジタルで入稿したものでは、かなり初期のものになるのではないかと思います。
サポサポ
つまり、Macが使えてスポーツにも興味がありそうということで選ばれたと。
リューコウさん
そうですね、ちょっと若いんだしやってみろと。
サポサポ
ヴァンフォーレの広告歴は長いということですよね。
リューコウさん
途中、やっていない時期もありますが、かれこれ18年前からになりますね。
ただ、よく勘違いされるんですが、今のヴァンフォーレ甲府の試合広告は別の人が担当しているんです。
僕が今やっているのは「はくばく」さんですね。
僕がやっていたのは2005年から2007年くらい。やはり最初のJ1の時期です
クラブで当時広報だった井尻さんとやっていました。
ヴァンフォーレ甲府のユニフォームサプライヤを2003年から2006年まで担当した企業です。
リューコウさんが担当したのは2006年の脇に赤白のひし形が入っているモデルです。