長澤社長とリューコウさん
リューコウさん
そして、その翌年に昇格をした時に出した広告が「甲府を誇りに思う。」で、柏好文選手の顔より下が写っている広告でした。
それまでは会社や長澤社長の意向も営業経由で聞きながらお仕事をしていたんですが、その時に初めて長澤社長とメールでやりとりをしながら製作をしました。
そこで初めて長澤社長からダイレクトにクラブへの思いを聞くことになったんです。
サポサポ
広告が注目されることで、はくばくという会社を代表するものになっていたんでしょうね。
リューコウさん
あの長澤社長の並々ならぬ熱意を伝えたかったんでしょうね。
そして実際に広告が掲載されたら、また反響がどーんと来まして。
直接、お礼のメールまでいただきまして。
「ありがとうございました。飲みに行きましょう。」と。
サポサポ
社長、フランクですね。
リューコウさん
実際にそういう場があって、初めて実際にお会いしてお話することが出来ました。
その時は色々な関係者さんもいらっしゃって、様々な意見をお聞きすることが出来ました。
それを契機に、シーズン開始と終了、年二回の広告を長澤社長とがっつり作るようになっていきました。
その分、ハードルもどんどん高くなっていきました。
サポサポ
思い入れがどんどん強くなっていくと同時に、前年を超えなければという意識も出てきますよね。
リューコウさん
そうですね。
サポサポ
はくばくと関わるようになってから、長澤社長と直接お話をするようになるのに、5年くらいかかったということですね。ちょっと意外な気もします。
もっとも、あの規模の企業で、広告の打合せに社長が直接出てくることはあまりないんでしょうけど。
リューコウさん
あの規模の企業なら普通はないですよね。
やっぱり、社長の思い入れが違いますね。スポーツも大好きですし。
サポサポ
はくばくが出しているあの広告は、会社も商品もアピールしていないんですよね。
ロゴもすごく小さいですし。
リューコウさん
そうなんですよね。逆にそれがいいというか。
周りからは逆にそれで、よりブランドイメージが上がったというお話もいただきました。
サポサポ
あれはもう広告というより社長からのサポーターとしての呼びかけですよね。
リューコウさん
そうなんです。
長澤社長は、あの広告は多くのサポーターの気持ちを代弁したものとして、共感を得られる内容にすることを意識しようと常々おっしゃっているんです。
その辺りは実際に広告を見返してもらえると、分かっていただけるのではないかと思います。
はくばくのWebサイトで今までのものが全て掲載されているんですが、こんなに作ったのかと自分でも思いますよ。
中には締め切りギリギリ、当日の朝までコピーを考えていたものもあります。
僕が出しても長澤社長の中でもう少しということも当然ありますから、そういうやりとりを繰り返すことで、引き出してもらっている部分があります。
サポサポ
バイタリティがある方ですもんね。
リューコウさん
本当に引っ張ってもらってますね。
こちらのページで実際の広告を見ることが出来ます。
株式会社はくばく「ヴァンフォーレ甲府応援の歴史」