I型糖尿病経験者として
      
        
          サポサポ
          糖尿病の関係では何か活動はしていらっしゃるんでしょうか。
        
       
      
        
          新さん
          そうですね、大っ嫌いな「人の前で話す」ことをやっていますね(笑)
        
       
      
        
          サポサポ
          著書にも何度となく人見知りと書かれていましたね(笑)
        
       
      
        
          新さん
          そこをチャレンジしています。
        
        
  グラウンドでは自分が体を動かしてやればよかったんですけど・・・
        
       
      
      
      
        
          サポサポ
          慣れていないことですしね。
        
        
  今は子供への指導と、糖尿病の啓蒙活動をしているということですね。
        
       
      
      
        
          サポサポ
          I型糖尿病の患者の中でスポーツをしたいという子供にとって、新さんの経験は有意義なものではないでしょうか。
        
       
      
        
          新さん
          どうなんでしょうね。
        
        
  ただ、そういう子供たちに、とりあえず一度はチャレンジさせて欲しいと思いますね。
        
       
      
      
      
        
          サポサポ
          そういったところへの指導もやってみたいですか。
        
       
      
      
        
          サポサポ
          糖尿病の人達の集まりというのもあるんでしょうか。
        
       
      
        
          新さん
          僕も参加しましたがサマーキャンプなんかがあります。
  そのときに、ポンプを使っている子がいて教わったんですよ。
        
       
      
      
今後の展望
      
        
          サポサポ
          この先やっていきたいことってありますか。
        
       
      
        
          新さん
          う~ん。やっぱり一番はスクール業ですね。
        
        
  サッカーの部分だけじゃなくて、経営や運営的な部分にもチャレンジしていかないと。
        
        
  こうしたらお客さんが喜ぶんじゃないかみたいなことも考えていかないといけないですよね。
        
       
      
      
      
        
          サポサポ
          サッカーを教えるときには、これまで会ってきた指導者を参考にするんでしょうか。
        
       
      
        
          新さん
          いや、いきなりそれをやると生徒さんがみんな逃げてしまいます(笑)
        
        
  まずは、基礎的なところからですね。ドリブルをやって、まず一人抜ければ色々と変わってきますから。
        
       
      
      
        
          新さん
          そうですね、やっぱり甲府で大木さんや安間さんとやっていたころの・・・前からプレスしてボールを取って、全員で攻めるという感じですね。
        
        
  あの頃、バレーが居なくなった時に全員でパスを繋いでボールを運ぼうとしていました。ただパスがどうしても足元ばかりになってしまいました。
        
        
  あそこで、飛び出すところとパスの使い分けができればよかったんですが・・・。
        
        
  ただ、あの切り替えの早さとかはやっていても面白かったですよね。
        
       
      
        
          サポサポ
          当時のヴァンフォーレのサッカーはやっぱり印象が強いんですね。
        
       
      
        
          新さん
          そうですね。使ってもらえたからということもあるんですけど(笑)
        
        
  やっぱり、チャレンジさせてもらえたことですよね。
        
        
  そういえば、中断期間に4-4-2から4-3-3に変えたじゃないですか。
        
        
  あの時、大木さんはミーティングにイメージはこれだってバルサのビデオを持ってきたんです。
        
        
  チャレンジとしてあの判断をしたことも、出来るって思わせたこともすごいですよね。
        
       
      
        
          サポサポ
          監督の性格からして、本人は出来ると信じて疑ってなかったでしょうね。
        
       
      
メッセージ
      
        
          サポサポ
          何か最後に読んでいる方へ向けてメッセージをお願いします。
        
       
      
        
          新さん
          今、何しているんだろうと思われているんじゃないかと思います。
  これから山梨へイベントに行くこともあるので、その際には是非来て・・・走れなくなった杉山新を見て、老けたな~って思ってもらえれば(笑)
        
       
      
        
          サポサポ
          いや、そこまで歳がいってないですから!(笑)
        
       
      
        
          新さん
          いやいや、ちょっと走れば乳酸でパンパンですよ(笑)
        
       
      
        
          サポサポ
          それにしても、I型糖尿病はプロとして活動しながら付き合える病気ということで、ちょっと不思議な感じですね。
        
        
  普通、病気だと引退という話になることがほとんどだと思うんです。
        
        
  そういう意味で何か違うというか・・・まあ、病気なんですけどね(笑)
        
       
      
        
          新さん
          病気なんですけどね(笑)
        
        
  ただ、たまに考えるのはなぜこの病気を神様が俺に与えたのかなと。何かしらのメッセージなんじゃないかと。
        
        
  苦手な人前で喋ることのきっかけになったりもしていますし。
        
        
  だからそちらも頑張ってうまくなっていかなければと思います。
        
       
      
        
          サポサポ
          また、新境地の開拓を楽しみにしてます!
        
        
  今日はありがとうございました。
        
       
      
        
          新さん
          ありがとうございました。
  Jリーガーでありながら、I型糖尿病の患者でもあった杉山新さんですが、とてもサッカーをするということに対して真っ直ぐな思いを持っていたと思います。
  
  だからこそ、発表されるまで多くの方が病気に気づかないくらいのプレーをしていたと思います。
  
  それと同時に病気も何かしらの与えられたメッセージとポジティブに受け取られていたこともとても印象的でした。
  
  これから、多くの場面で頑張る杉山新さんを是非応援してください。
  
  ここまで読んでくださった皆様にお知らせです。
  杉山新さん、宇留野純さん、須藤大輔さんらが出演するトークイベントが2016/11/13(日)に山梨県防災新館で行われます。
  こちらのイベントは、ヴァンフォーレ甲府クラブサポーターや後援会会員の方には割引もご用意しています。
  
  詳しくはこちらをご覧ください。
  
ヴァンフォーレ甲府を長く支えてきたスポンサーが開催するフットボール・トークライブ
  (予約で席を確保できます)
  
  それでは皆様、次回もお楽しみに!
 
 
       
     
  
山梨県でのイベントにて