長澤社長ははくばくの二代目にあたります。はくばくという企業を継いだ時のお話を詳しく伺うことにしました。
継ぐということ
サポサポはくばくがスポンサーになった当時は専務だったと伺っています。
その後に社長になられたわけですが、会社を継ぐ時にはどのような経験をされましたでしょうか。
長澤社長色々なパターンがあると思うんですが、私の場合は素直に継ごうと子供の頃から思っていました。
スタートからやる気満々な感じでしたね。

最初の頃は親父(前社長/現会長)と色々やり合いました。
もちろん、入社当初は上司として尊敬もしていましたし、話もしっかり聞いていました。
ただ、そのうちだんだんと違うなと思う部分も出てきて(笑)

社内で言い争いが始まると、もう他の社員にはいい迷惑、誰も口を出せないし、また始まったなって感じでした(笑)

その後、私が社長になって親父が会長になったわけですが、そうなってからは一切口を出さなくなりましたね。
それには感謝していますし、他の人にも驚かれます。

これは最初に言い合いをする時期があったからこそ、そういう関係になれたのではないかと思っています。
サポサポ意見をぶつけあう事は信頼を得る上で必要だったんですね。
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ヴァンフォーレに望む継続性
サポサポクラブが長く続いていく中で、何代もの経営者に引き継がれていくことになりますが、何か残して欲しい部分はありますか。
長澤社長さっきの会社の話と絡めると、まず残すべき部分と変えるべき部分をはっきりさせないといけないと思います。

個人的には何よりアイデンティティが大切だと考えています。
目指す方向、そしてJリーグの中でどのようなクラブになるのか。そういう部分ですね。
そしてそれをブレずに進めていくこと。

また、時代は変わっていきますから、その時代の感覚を持っている世代に任せることも大切だと思います。
サポサポクラブのアイデンティティというお話がありましたが、サッカーそのものについてのアイデンティティについてはどのようにお考えですか。
長澤社長アイデンティティを持つことは必要ですが、それは戦術面ではないと思っています。
まず、どのクラブであれ、試合に勝つということが前提にはあると思います。
その上で熱を持っていることが大切ではないでしょうか。
その熱、例えば勝つことへの執念が、見る者へどのように感動を与えるかという事を考えていかないといけない。
かつての大木監督が残した事もそういうところだと思っています。
サポサポ勝利の為にどれだけ力を尽くしているか、そしてそれを見た人が感覚を共有して感動できるのか、ということでしょうか。
長澤社長そうです。
そして、それを実現するための手段は色々あっていいと考えています。

それを攻撃や守備という話にしてしまうとおかしくなってしまう。
攻撃や守備というのはサッカーをしていく上で両方とも必要ですからね。

ビッグチームや代表のようなエリートではない選手が、なんとか這い上がっていこうと必死にプレーする姿を周りが見た時に、頑張ってるなと共感できる身近な選手がいるクラブであって欲しいと思っています。

もちろん、グラウンドなど練習に必要な部分などは揃っていた方が良い。

でも、恵まれない環境でも頑張る、周りも可能な範囲で支える、そういう部分がこのクラブの根っこだと思います。
長澤社長の言葉には、何かを受け継ぐということ、なにより信頼を得ることの難しさを感じました。
ここではサッカークラブと絡めたお話までして頂きましたが、長澤社長が考えるクラブのアイデンティティという部分については、それぞれの人が考えて見る価値があることだと思います。
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